読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  北九州市立八幡病院 DMAT  ACTIVITY REPORT

北九州市立八幡病院 DMAT隊員による活動記録です。

平成26年度広域医療搬送訓練REPORT【PART1】

先日行われた広域医療搬送訓練に、当院のDMATが参加して来ました。

 

今回の訓練は、南海トラフ巨大地震が発生したという想定のもと、

大分、宮崎、鹿児島に、地震津波による大規模な被害が発生している状況での現場活動、主に広域医療搬送*1を行うための訓練となりました。

 

 

 

ー平成26年8月29日ー

南海トラフ巨大地震発生

f:id:dmat-yahatahp:20140909015020j:plain

DMATの待機要請がかかったのは訓練前夜。

当院からは4名のDMAT隊員が派遣されることが決定。

厚生労働省のDMAT事務局より、福岡県に所属するDMATに対し、大牟田ICへの一斉招集がかかりました。

 

 

ー平成26年8月30日ー

6:00 本部集合

派遣が決定したDMAT隊員が、当院の災害対策本部に集合。

装備を整え、必要物品の確認をし、全ての準備を済ませたら、

救急車に乗って、大牟田ICへ向けていざ出発です。

f:id:dmat-yahatahp:20140908123857j:plain

井上 正雄(Dr) 井筒 隆博(Ns) 深田 華子(Ns) 角田 直也(Lo) 加藤 洋(運転手)

 

運転手は当院の救急車の専任運転士、加藤さん。

加藤さんはDMAT隊員ではありませんが、訓練の度に快く運転を引き受けて下さる影の功労者です。

安心、スムーズ、安全運転!加藤さん、いつも本当にありがとうございます。

f:id:dmat-yahatahp:20140908124246j:plain

 

 

 

 

9:00 大牟田IC 到着

すでに日本DMATの本部が立ち上がっています。

ここに集まった福岡県のDMATは、更に各所の災害拠点本部への移動を命ぜられます。

f:id:dmat-yahatahp:20140909020854j:plain

私たち八幡DMATはここで、被災している病院の支援を行うようにとの指示を受け、日田済生会病院へ向かうことになりました。

f:id:dmat-yahatahp:20140909020900j:plain

そして、自分たちが今どこにいるのか、どんな活動をしているのかは、随時EMISという災害用の特別なサイトに入力し、全国のDMATだけでなく行政とも情報を共有します。

f:id:dmat-yahatahp:20140908124313j:plain

これがとても大切なのです。

f:id:dmat-yahatahp:20140908124332j:plain

頑張れ角田LOG!!!

 

 

 

 

9:30 移動開始

さあ、日田済生会病院に向かいます。

食事は事前に準備し、移動中の救急車内で食べます。

自分たちの食事は自分たちで、充分すぎると思う程に確保。

これは、東日本大震災からの大きな教訓でした。

f:id:dmat-yahatahp:20140908124354j:plain

Dr.井上が昨晩から仕込んでいたコーンです。

 

 

 

 

また、狭くて揺れる救急車に長時間乗っていると、どうしても身体が痛くなったり、車酔いをすることもあります。

可能な範囲で救急車から降りて、ストレッチをしたり外の空気を吸って気分転換をすることが大切なのですが…

 

 

 

ガターーーーーーン!!!!!!!!

f:id:dmat-yahatahp:20140908124422j:plain

 

ああ、たいへんです。

資料用に写真を撮ろうとしたNs井筒が転倒してしまいました。

みんなの緊張を緩和しようとかではなく、本当にこけてしまったのです。

幸い怪我はありませんでしたが、DMATは怪我厳禁なのです鉄則です。

(この後、責任をもって元の位置に戻しました) 

 

 

 

 

現場の活動はどうなるのでしょう。

頑張れ八幡DMAT!

 

広域医療搬送訓練PART2へ続きます…。

 

 

 

f:id:dmat-yahatahp:20140527124407j:plain 北九州市立八幡病院DMAT Facebookページ

*1: 大規模震災時被災地では、重傷を含む多数の負傷者が発生する他、医療施設の被災による機能低下や医療従事者の負傷などにより、十分な医療を確保できないことが予想されます。そこで、重傷者の救命と被災地内医療の負担軽減を図るために、重傷患者搬送に従事する災害派遣医療チーム(DMAT)・救護班を被災地外から派遣し、重傷患者を被災地外の災害拠点病院等へ搬送し救命することが必要であり、これら一連の活動が広域医療搬送です。(内閣府 防災情報ページより抜粋)