平成26年度 福岡県総合防災訓練 @苅田
先日、苅田で行われた総合防災訓練に当院のDMATが参加して来ました。
総合防災訓練は、何らかの大事故や大災害発生の想定のもと、医療者のみならず、警察や自衛隊、テレビメディアや電話回線を扱う通信業者、食品業者など。そして地域住民の方々と共に行われます。
発災時における自分たちの動きだけでなく、他機関がどのような動きをするのか、どのように連携をとって行けばいいのかをシミュレーションできる、大掛かりで貴重な訓練です。
当院以外のDMATも多く参加する中、今回私たちは統括DMATとしての役割を経験しました。
その後、各DMATに活動を振り分けたり、救急車の要請をしたりと、DMATの働きを総合的に認識しながら他機関と連携することが求められる重要ポストです。
この統括DMATが上手く機能しなければ、現場で活動するDMATは大変困ったことになります。
課題は多く残りましたが、自分たちが何をすべきだったか、改善すべき問題は何か、他の役割をした時に、統括DMATへどのような情報を上げるべきかなど、総合的理解を深めることのできた学び多い一日となりました。
このような訓練に参加し続けることが、いつかなにか起こってしまった時のための財産になります。
今後も積極的に活動して行きます。